2017年12月号
Theme of this month
~感染経路を正しく理解しましょう~
ノロウイルスに注意!
ノロウイルスの流行時期は11月~3月です。ノロウイルスは強い感染力があるため、わずかな量でも感染し、激しい嘔吐や下痢を起こします。ノロウイルスの特徴を理解し、感染を予防しましょう。
感染経路
- 牡蠣などの二枚貝を生や加熱不十分な状態で食べることで感染
- 感染した人が調理した食べ物を介して感染
- 感染者の便や吐物が手に付着したり、空気中に飛散したウイルスを吸い込むことで感染
- 便、吐物が下水へ流れる
- 河川から海へ流れ 1. へ戻る

症状
潜伏期間
感染から発症まで24~48時間
主な症状
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く
注意点
- 吐き気が落ち着いたら、経口補水液やスポーツドリンク を飲む事で脱水を予防しましょう。
- 1日以上、吐き気が治まらない場合や、尿が出ない場合 は脱水の危険性があるので、早めに受診しましょう。
- ノロウイルスを体外に出すことが大切なので、ご家庭で は自己判断で下痢止めを使用しないようにしましょう。
感染予防
こまめな手洗い
ノロウイルスは石鹸やアルコール消毒薬では殺菌することはできませんが、流水と石鹸でこまめに手を洗うことで、ウイルスを洗い流すことができます。
食べ物の十分な加熱
ウイルスは熱に弱いため、食べ物の中心まで十分に加熱することが大切です。
ドアノブや手すりを、塩素系漂白剤でこまめに拭く
(保健師:田岡)
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主食
ブリのタンドリー風
冬のブリは脂がのっており一段と美味しいと言われ、特に不飽和脂肪酸のDHAやEPAが豊富に含まれています。これらは血液の流れを良くするだけでなく、脳や神経の発育や機能維持に有効です。また、カレー粉にはコリアンダーやウコン、クミンなど複数のスパイスが調合されており、発汗・血行を良くするなどの代謝促進の効果も期待できます。
魚の生臭さが苦手な方でも、ヨーグルトに漬けることで食べやすくなります。
1人分:エネルギー313kcal
- たんぱく質 24.3g
- 炭水化物 11.0g
- 脂質 18.5g
- 食塩 1.1g
材料(2人分)
- ブリ 2切れ(1切れ100g)
- カリフラワー 100g
- 赤パプリカ 1個(150g)
- いんげん 4本
- (A)塩 小さじ1/3
- (A)カレー粉 大さじ1
- (A)プレーンヨーグルト 100㏄
- (A)おろしにんにく 1片
- (B)塩 少量
- (B)カレー粉 小さじ1
作り方
- ブリは両面に塩を振り、5分程置いたら水気をふき取る。
- (A)を混ぜ合わせたら、①を30分程漬け込む。
- カリフラワーは小房に分け、いんげんは3cm幅に、赤パプリカは3cm角に切る。
- 鍋に湯を沸かして(B)を加え、③を入れて2分程茹でた後、ざるにあげる。
- オーブンシートを引いた天板に②のブリを並べる。
- オーブンを200度に予熱して15~20分、焦げないように様子を見ながら焼く。
- 器に④と⑥を盛り付けたら出来上がり!
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