ヘルスアップコラム 2021年4月号 ヘルスアップコラム 2021年4月号 2021年10月号

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血圧と高血圧


~雲をつかむようなお話です~


「健診や医療機関で測定した血圧の値が、自宅で測定した値と違う」「夏より冬のほうが血圧が高く、朝と夕でも血圧の値が違う」「何回か測ってみると、測るたびに値が違う」…皆さん、こんな経験はありませんか?

血圧値の変動について

血圧は常に変動しています。一般に睡眠の中ごろが一番低く、その後覚醒時に向けて上昇します。起床後は午前に最も高く、午後はやや低く、夕方から夜に一度上昇し、その後睡眠前から下降していくという日内変動があります。
さらにこの日内変動に加えて、表のように日常のあらゆる行為で血圧は変動してしまいます。ちなみに、夏と冬の差は高齢者ほど大きく、65歳以上では10mmHg以上の差があるといわれています。

日常生活と血圧の変動

正しい評価と血圧管理を

「このように大きく変動する血圧値ですから、「本当の安静時血圧」を把握するのは難しく、患者様と医師の共同作業が必要です。ピンポイントでの値は把握できませんから、ある程度の広がりを持ってとらえるのが正解です。雲をつかむのではなく、雲の広がりを把握するのです。そこで普段の血圧である「家庭血圧」が大切になります※。
わが国の高血圧患者様は約4300万人、その44%が未治療とのことです。当センターでドック・健診を受けられたお客様を見ていますと、この数字通りだなと思います。未治療の方々の共通点は、「見て見ぬふり」と「自己判断」をしていることです。
血圧の自己判断は禁物です。必ずかかりつけ医を持って、相談しながら管理してもらうようにしましょう。医師である私自身、高血圧にて薬を内服中ですが、自己判断はせず他の医師に管理していただいています。
 見て見ぬふりをしても、いつかそのツケを払うのは自分自身です。自分の体からは逃げられません。ツケは大抵、「寝たきり」としてふりかかってきます。ドック・健診を受診されるお客様の場合、治療を開始するのに「遅すぎる」ということはありません。次回の受診時、血圧が高いと言われたら、正しい血圧管理について考えなおしてみませんか?
※家庭血圧の正しい測定方法は、日本高血圧学会から一般向け「高血圧治療ガイドライン2019」
解説冊子:「高血圧の話」(https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019_gen.pdf)が公開されています。

(横浜西口センター 医師:広瀬純一)


主食ほくほくした食感と甘さで秋らしさ満喫 さつまいもご飯

さつまいもは、とくに10月~1月が甘さが増し、おいしくなるといわれています。多く含まれる食物繊維やカリウムは、血圧の上昇に関係するナトリウムの排出を促すため、血圧を下げる効果が期待できます。一緒に炊いた昆布のうま味と、さつまいもの甘味をいかしたレシピです。

1人分: エネルギー 346kcal

  • たんぱく質 4.7g
  • 炭水化物 75.2g
  • 食物繊維 3.7g
  • 脂質 1.1g
  • 塩分 0g

材料(2人分)

  • 1合
  • さつまいも 1/2本(120g)
  • 大さじ1/2杯
  • 昆布 5cm四方1枚
  • 黒ゴマ 適量

作り方

  1. 米を洗い、ざるに上げて20~30分おいて水気をきる。
  2. さつまいもを洗い、皮付きのまま厚さ1.5cm角に切る。5~10分水にさらし、水気をきる。
  3. 炊飯器に(1)(2)と酒をいれ、目盛りまで水加減をし、昆布をのせて炊く。
  4. 炊きあがったら混ぜ、茶碗によそい、黒ゴマをふりかける。

ワンポイントアドバイス

この時期に旬をむかえるさといもも、食物繊維やカリウムを多く含みます。さつまいもをさといもに変更しても、おいしく召し上がることができます。

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