2026年
1月号
Theme of this month
ヒートショックについて
寒さが厳しい時期には、「ヒートショック」に注意が必要です。
命に関わることもあるため、正しく理解し、必要な対策をとりましょう。
ヒートショックとは
急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかることで起こる健康被害のことです。
例えば入浴時に寒い脱衣所から熱い浴槽に入ると、血圧が急激に上昇・下降し、体がその変化に耐えられなくなります。
その結果、心筋梗塞や脳卒中、不整脈、失神などを引き起こし、入浴中の事故につながることがあります。夜間のトイレや、冷えた屋外から暖かい室内に入ったときにも起こりうるため、特に冬場は注意が必要です。
高齢者や高血圧などの生活習慣病、心疾患、脳血管障害などがある方はヒートショックが起こりやすいため、特に注意が必要です。

ヒートショックを防ぐためにできること
1. 脱衣所や浴室、トイレを暖めるヒーターなどを使って温度差を減らしましょう。
2. お湯の温度は41℃以下に設定、入浴時間は10分程度に
長時間の入浴は体温上昇や血圧低下につながります。
熱すぎる湯は血圧の急変動を招くため、ぬるめの温度での入浴がおすすめです。
入浴やトイレ使用後など、急な動作はめまいや失神の原因になることがあります。
4. 食後・飲酒後・服薬後の入浴を避ける血圧が変動しやすいため、入浴まで時間を空けるようにしましょう。
5. 高齢者や持病のある方は一人での入浴を避ける家族の声が届くタイミングで入浴するようにしましょう。
6. 水分補給をしっかり行う脱水による血圧低下を防ぐため、入浴前後にコップ1杯の水をとりましょう。
7. 温度のバリアフリーを意識する家の中の温度差が生じないよう、住宅の断熱性を高める工夫が効果的です。
ヒートショックは、予防が何より大切です。
寒暖差のある環境では油断せず、日常のちょっとした習慣を見直すことが、自分や家族、職場の仲間を守ることに繋がります。
(レディース横浜医師:北浦菜穂子)
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思
い
や
り
レ
シ
ピ
副菜
年末年始の食べ過ぎ対策に
根菜のクリームチーズ和え
年末年始の食事会などでおいしいものを食べる機会が増えると、塩分や油を摂る量も多くながちです。
今が旬の「レンコン」や「ゴボウ」に含まれるカリウムや食物繊維には、摂りすぎた塩分や、油を摂ることにより体内で作られる悪玉コレステロールを体の外に排出する働きがあります。
「食べ過ぎたかな」と感じられた際に、おすすめの一品です。
1人分:エネルギー 80kcal
- たんぱく質 2.4g
- 炭水化物 11.3g
- 脂質 3.8g
- 塩分 0.3g
材料(2人分)
- レンコン 60g
- ゴボウ 60g
- ニンジン 30g
- クリームチーズ 15g
- 白すりごま 4g
- しょうゆ 0.5g
- 顆粒和風だし 0.4g
(お好みでかつお節をかけても美味しいです)
作り方
- レンコン、ニンジンは薄切り、ゴボウは細切りにする。
- 【1】にラップをかけ、電子レンジで4分加熱する
- クリームチーズ、すりごま、しょうゆを合わせて、なめら かになるまで混ぜる。
- 【2】の根菜に【3】を加えて和える。
- だしで味をととのえて、完成。
※電子レンジ600W使用
※レンコンやゴボウのえぐみや変色が気になる場合は、【1】の後に酢水につけると軽減されます。
ポイント
電子レンジの活用で、茹でることで溶け出てしまう「カリウム」や「ビタミン」を逃さずとれます。
健診に関するご不明点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。





